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2017/01/04 04:17 (JST) 更新
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ビットコイン 概要

Contents

既存の通貨のように中央集権的な「国」や「銀行」や「何かしらの組織」が発行するような通貨ではなく、純粋にプログラムのアルゴリズムにより管理される通貨。

価値

国の情勢の影響を受けにくいという意味でゴールド等に似た安定した価値が見出されているように感じる。(主観)
とはいえ、どこかのビットコイン取引所がクラックにあったり不正が発覚した場合、その不安感からビットコインの価格相場がガクっと下がることはある。実際に過去にそういうことはあった。(マウントゴックスの件など)(ただ、経験則的ではあるが大抵の場合しばらくすると相場は復旧することが多い)

法整備がまだ曖昧な段階なので今後の法律の制定・施行によっても価値は変動するかと思われる。

全世界にオープンなプログラムおよびデータ

プログラム本体は https://github.com/bitcoin/bitcoin に公開されており、日々改善が加えられている。
中央集権的でないように書いたが、厳密にいうと数百人のコントリビュータ(コーディングを行う人間)によりプログラムがメンテナンスされているため、人の手を介していないわけではない。

しかし既存の中央集権的な通貨システムとは違い、「仕組みがオープン」であることに加え、「これまでの全取引さえもオープン」であることも大きな特徴である。
ビットコインの運用は2009年1月から始まったが、実際その時点からのすべての取引記録は誰でも参照できるように公開されている。

取引内容を見る方法はいくつかあるが、 https://blockchain.info/ja あたりを見るのが今のところ最もお手軽だと思う。

プログラムは人が保守しているにも関わらず、このようなオープンな特性を持つため、常にプログラムとデータは人の目に晒され、自浄作用の働きやすい状況ができあがっている。

データの冗長性

コアとなるプログラム本体が稼働するサーバ(フルノードと呼ばれる)が全世界に設置されており(Global Bitcoin Nodes Distribution - Bitnodes を見る限りでは5千程度)、すべてのノードが2009年1月からの全取引を保持している。この冗長化されたノード群がデータの信頼性を担保していると言える。何か問題があれば誰かが気づきそれはすぐに報告および修正され得る。

ノードは誰でもサーバ上に設置できる(ノートPC等にも設置できるが常時稼働を考えるとサーバのほうが運用はしやすい)。筆者 (kobake) も適当なサーバに適当に設置している。

ビットコインはブロックチェーンという仕組みにより取引情報の改竄が極めて難しい構造になっており、記録された取引データの信頼性はとても高い。(雑にいうと数千のバックアップ&監視サーバが分散して配置されているようなイメージを持つと良い)

ブロックチェーンの改竄可能性について

全てのソフトウェアが完全ではないように、ビットコインもまた、完全ではない。

ひとつの可能性として、全世界のノード群のうち51%(※1)のマシンパワーを牛耳られてしまった場合、ブロックチェーンの改竄も可能になってしまうといわれている。が、現実的に考えてそのような状況が発生する可能性は極めて低い。と思う。

可能性自体は存在していることを頭の片隅程度には入れておくと良い。(※2)

(※1) 最近(2016年11月あたり?)の発表で 40% 程度のマシンパワーでもイケちゃう手法がある、みたいな話をどこかで見た気がする。分かり次第あとで加筆する。
(※2) 可能性について言及しだすとキリがないのでどこかで割り切りが必要。猿がシェイクスピアの作品を打ち出す可能性はゼロではない、という言い方まで行くと若干極論だが、現実的なスケールで言えばハードウェアメモリが宇宙線でバグることだってあるし、HDDが複数台同時に壊れることもある。実際的な問題が観測され始める頃には実際的な解決策も大抵生み出される。